2006年9月21日

ハチクロ10巻

あまりさわる時間もなくてここいつ公開するとも決めてないけど、システムネタだけではつまらないので最近読んだまんがのこととか書いてみます。


つーわけで、ハチミツとクローバーの最終巻を読みました。
もー待ちきれなかったので日本に出張してる友人に買ってきてもらった……てか「10巻出てるけど買ってくる〜?」という親切なメイルをもらったので脊髄反射でお願いした次第で(笑)。

はい、で、最終巻です。終わっちゃいました……。
前の9巻が通販で届いたのがちょうど夏コミの原稿あけでした。
ハブ(はやて×ブレード)の5巻とかもいっしょに届いたんですけど、そちらは雑誌で連載読んでるのでとりあえず置いておいて、解放感とともにまずハチクロの方に手を出したのですよ。……で、展開のあまりの黒さに重すぎてぼーぜん……となったわけでした。いやもう、間隔短めで次の巻がでてくれてほんとに助かりました(^^)。

なんか年寄りにはいろいろな意味でぐっとくるというかしんみりするというか……せつなくさせられるまんがでしたね……。まさに過ぎ去りし若き日の後悔とかを甘い痛みとともに感じさせられて恥ずかしすぎるよママン……とかそういう感じ(笑)。きっと現役の学生のときだと今ほど実感できなかったと思います……(遠い目)。
はぐの人生における絵のあり方だとか才能とか……こんなサイトで楽しくていいやとちゃらちゃらとまねごとでらくがきしてる人間からすると切なくなるような主題もありましたし。
絵にしてもお話にしても自分でかいてみたりしてから人のを見るとほんとに「あぁこの人遺伝子レベルでかいてるとしか思えんっ」って人みつけちゃいますもんね……それをこんなストーリーが作れるウミノセンセにいわれるとさらに切なさ倍増ですよ(笑)。

前の巻あたりからだと思いますが、竹本くんがもう負けを認めてしまっている……というか一歩ひいてしまっているところがせつなかったです。まぁ、はぐちゃんをよく見てるからわかっちゃうんでしょうけども、竹本を応援する馬の足会を結成してくれないものかというようなやるせなさ。新幹線のシーンなんてただせさえ切ないのに、あんな演出とモノローグなんてもーたまりませんよ。


河原で四つ葉のクローバーを探すシーンが印象的でしたが、ウチらもよくやりました。少年野球やってたとき。ホームグランドが河川敷だったので、大会前になると練習がおわったあとにみんなで四つ葉をさがして(わりと簡単にみつかったような)グラブやマイバットのグリップエンドにはっつけたり、ユニフォームのうしろのポッケにいれたりね……なんて気障な小学生のチームだ。それはじめた先輩はやたらかっこいい人(プロにもいった)でしたけど(笑)。


10巻に収録されてた読み切りもすごくよかったですね。
次の作品もほんとに楽しみな作者さまです。

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