インストール
以下の記述はActX Version1.00spリリース時の情報に基づいています。
手動でのインストールはこちら
設定スクリプトの実行・本体のコンパイルとインストール
まず、source(actx-?.??.tar.gz)をダウンロードしてきたら、
適当なディレクトリで展開します。
tar -zxvf actx-?.??.tar.gz
(もしくは gzip -dc actx-?.??.tar.gz | tar xvf - )
するとactx-?.??/ というdiretoryが作られるのでそこへ移動します。
READMEを適当に読んでもらったら(まぁ読まなくても、ここを見ていればいけると思いますが ^^;)、
./config.jsh
として設定用スクリプトを起動して、各設問に答えてください。
なお、このスクリプトは日本語(EUC)ですので、kterm等日本語の表示できるターミナル上で実行してください。
また、このスクリプトはrootではなく一般ユーザ(ActXを使う人)権限で使用してください。
質問は見ていけばわかると思いますが、一つだけ注意するのは neXtaw / Xaw3dを使用する場合、/usr/include/X11/neXtaw 下に専用のヘッダが、そして libneXtaw.so / libXaw3d.so (libXaw.so にリネームしたものでなく)にリンクしますのでそれに相当するものがインストールされていることをご確認下さい。(libXaw.soにリネームしちゃってる場合は、Makefile等
適当にいじってください。)
まぁ、よくわかんないって人は適当にリターンをたたいていっちゃってもOK…かもしれません。
コンフィギュレーションスクリプトがうまく作動しない場合等は、doc/ManualInstall.jis またはここを見て。手動でインストールをしてください。
その際、こちらにもご報告頂けると嬉しいです。
質問にすべて答え終わったら、Imakefileが作成されますので、
xmkmf
make
su (もし、必要ならば)
make install
のみでコンパイル・インストールはすべては完了します。
(make install.bin … 実行ファイルのみインストール)
(make install.mascot … マスコットのみインストール)
さらにmanual pageが必要な場合は
make install.man
make install.jman (日本語マニュアルも必要な場合)
してください(要root権限)。
これでうまく行かない場合は…頭を働かして頑張ってください(^^;
たいていはlibXpmがないよ…とかいう場合じゃないでしょうか?
$HOME/.Xdefaults等 へのリソース指定の追加(I18N/normal Xawの場合)
先ほどのI18Nによるメニュー日本語化を行うとした場合、
リソースをapp-defaultsディレクトリへインストールするか、
{$HOME}/.Xdefaults 等にそれ用の記述を行う必要があります。
root権限がある場合は
make install.locale
として、標準リソースをインストールしてください。
それ以外の場合は、
Actx*international: true
この設定をしたうえで、xrdb ~/.Xdefaults を実行、または再ログイン等して下さい。
また、メニューに表示されるフォントも
Actx*FontSet: -*-fixed-medium-r-normal--14-*
のような形で記述できます。
さらにメニューでkinput2からの日本語入力をしたい場合は、
Actx*inputMethod: kinput2
という行も加えてください。これを行うとActXを使用するときは常にkinput2が先に起動されている必要があります。
また、VJE-Deltaをお使いの方は、上記の変わりに
Actx*inputMethod: vje
とすることで日本語入力が可能になります。
sp版では実行の前に…
すでにactxをお使い頂いている環境では、1.00spのインストール前でも
後でもかまいませんので、HOME$/.actxrc および HOME$/.actx/を
リネームor削除してから、起動してください。
これを行なわないと新しいマスコットが登録されません。
実行してみよう
以上の作業のみで、本体・設定ファイル・マスコットデータがすべてインストールされます。
…というわけで実行してみましょう…
actx -random
ここで指定した設定ファイル(指定しない場合は HOME$/.actxrc) が存在しないときは標準設定ファイル(通常のインストールでは xpmファイル群と同じディレクトリに"sample.actxrc"というファイル名でインストールされています)を読み込むかどうか聞いてきますので、「y」とこたえて上げて下さい。
その標準設定ファイルの内容を HOME$/.actxrc にコピーします。
さらに初回起動時には、その設定ファイル内で指定した各マスコットのモジュールファイルを実行ユーザの HOME$/.actx/ (なければ自動生成されます)にコピーします。
各ユーザが変更した設定はこれらの HOME$/.actxrc と HOME$/.actx/ 下のモジュールファイルにすべて保存されることになります。
ここまできて、うまくマスコットがFocus Window上に現れた方はおめでとうございます。
なんか分からないけどおこられて動かなかったという人は…う〜ん…
もう一度この文章やFAQ等を見て
やり直してみてください。
環境
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使い方
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くるみ ちまり
Last modified: Sat Oct 20 18:38:38 JST 2001