ActX の Home Pageへ マニュアル=インストール


なんらかの事情でconfigスクリプトが正常動作しない場合は、本体アーカイブ samples/ ディレクトリ下に入っている Imakefile, および sample.actxrc, sample.Xdefaults を用いた上、以下にしたがって手動のインストールを行ってください。
なお、その際作者までご一報頂けると幸いです。


pin 本体のコンパイルとインストール

samples/Imakefile および設定ファイルのサンプルをアーカイブ本体のディレクトリにコピーします。(設定ファイルはリネームしてコピーですのでご注意下さい)。
cp samples/Imakefile .; cp samples/samples.actxrc ./install.actxrc
I18N日本語化をする場合には
cp samples/Imakefile .; cp samples/samples.actxrc-jp ./install.actxrc
Imakefile の中身を確認してください。 設定が必要なのは
#define USE_I18NI18Nによる国際化(日本語化)を使うかどうか。(使わない場合は#undef)
#define NEXTAW標準のXawのかわりにneXtaw(またはXaw3d)を使うかどうか。/usr/include/X11/neXtaw/ (/usr/include/X11/Xaw3d) 下にヘッダファイルが、そしてlibneXtaw.so (libXaw3d.so) がインストールされている必要があります。(使わない場合は#undef)
CC = gcc使用するコンパイラ
BINDIR = ${HOME}/binActX本体(実行ファイル : actx)をインストールする場所。
#define MASCOTDIR ${HOME}/lib/Oneマスコットデータ(.xpmファイル)をインストールする場所。
の各所です。
pin 設定ファイルのチェック

次に、設定ファイルの内容もチェックする必要があります。 先ほどコピーした"install.actxrc"の一部を編集します。

なおす部分はとりあえず一カ所のみです。 まず、ファイルの上から9行目あたりのところに
Actx*xpmDir: /home/taji/lib/ActX
となっているところを先ほどImakefile中で指定したマスコットデータ格納ディレクトリに変えてください。 このディレクトリにはこれから標準マスコット(のxpmファイル)や各マスコットモジュール(パッケージ mascots/rcfile 中にあります)、標準設定ファイル(sample.actxrc)がインストールされることになります。

さて、書き換えが終了したらmake しましょう。

設定が完了したら、
xmkmf
make
su (必要ならば)
make install
のみでコンパイルは完了して実行ファイル"actx" が作られ、インストールが完了すると思います。
これでうまく行かない場合は…頭を働かして頑張ってください(^^;
たいていはlibXpmがないよ…とかいう場合じゃないでしょうか?

うまくマスコットがFocus Window上に現れた方はおめでとうございます。
なんか分からないけどおこられて動かなかったという人は…う〜ん… もう一度この文章やFAQ等を見て やり直してみてください。


pin $HOME/.Xdefaults へのリソース指定の追加(normal Xawの場合)

以下はXaw3dやneXtawを使用している人は実行しないでください。

ノーマルのathena widgetを使っている場合、 デフォルトのままではメニューが少し寂しいのでリソースを指定して色を付けてみましょう。
やることは非常に簡単で、パッケージ内の"sample.Xdefaults"ファイルの内容を $HOME/.Xdefaults に追加するだけでOKです。

これを行うとこのようなメニューの色になります。…この色合い…『xeva』と呼んでいた頃の名残ですね(^^;

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くるみ ちまり
Last modified: Thu Jul 22 02:29:11 1999