moduleの使用法
ActXの追加マスコットモジュールのインストールについて説明します。
作業は基本的に二段階で、(1)標準マスコットディレクトリ(ActX本体のインストール時に指定)へのモジュールのインストール、
(2)インストールしたモジュールの各ユーザーの設定ファイル(HOME$/.actxrc等)への組み込み、
という形になります。
(1)の作業は標準マスコットディレクトリのpermissionの関係上、
rootになる必要がある場合があります。
モジュールのアーカイブをダウンロードしてきた際は、以下の手続きに
したがってインストールを行ってください。
なお、以下のモジュールのインストールにはActXのver0.99.2以降が必須となりますので、古いversionをご使用の方はversion upをしてください。
モジュールのインストール手順
[1] アーカイブを展開し、できたディレクトリに移動します。
アーカイブはモジュール本体(*.actx)とxpmファイル群で構成されています。
以下の説明ではモジュールファイルを "akiko.actx" として、
それをインストールする手順を説明することにします。
[2] ActXをインストールしたときのユーザー(root等)になってください。
ActX の標準マスコットがインストールされているディレクトリ
(actx -mdir で確認できます)のwrite permissionが得られれば問題ありません。
[3] アーカイブディレクトリで以下のコマンドを実行してください。
actx -install akiko.actx
モジュール本体とxpmファイルが標準マスコットディレクトリに
インストールされます。
また、installしたいモジュールがすでにインストールされている場合は
安全のため上書きを行いません。
モジュール内容の更新などで上書きインストールをしたい場合は、
actx -Install akiko.actx
と大文字のIで始まるInstallオプションを使用してください。
[4] ([2]でroot等になった人は)普段ActXを使用しているアカウントに戻ります。
[5] 次のコマンドを使用してください。
actx -merge akiko.actx
設定ファイル HOME$/.actxrc にモジュールが追加されます。
インストール済のモジュールファイルに対してであれば、
いつ、どこのディレクトリで行ってもかまいません。
installのときと同様にmergeオプションでも、既存モジュールの
上書きは行いません。
モジュール内容の更新などで上書きmergeをしたい場合は、
actx -Merge akiko.actx
と大文字のMで始まるMergeオプションを使用してください。
[6] helpのメッセージが出てActXが終了します。
メニューの最後に追加したマスコット名が表示されていればOKです。
展開したアーカイブディレクトリは削除してかまいません。
高度なインストール
上の[5]のときにさらにオプションを
つけることで以下の指定が可能です。
・(HOME$/.actxrc以外に)既存の設定ファイルを指定したい場合
actx -rcfile 設定ファイル名 -merge akiko.actx
あくまで"既存"の設定ファイルに対してメニューを追加する仕様になっていますので、
新規にメニューを作成したい場合は手作業になります。
・マスコットを指定したメニュー番号に加えたい場合
actx -merge akiko.actx -mergeno 10
とするとメニューの10番にこのマスコットが加えられます。
残りは一個づつ後ろにずれます。
何も指定されない場合はメニューのいちばん最後に加わることになります。
設定ファイル
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くるみ ちまり
Last modified: Thu Dec 27 00:08:11 JST 2001